お休み処 (ひと息いれましょう)


このページは、登山ガイド・佐藤周一の趣味の世界です。

映画、読書、司法業界のこと、「お墓」のこと etc,etc 独り言?を勝手に綴ります。


まずは映画・・・

 私は「晴登雨読」、つまり天気が良ければ山に行き、悪ければ読書や映画鑑賞をしています。

映画は毎月3本程度、年間で40本くらい観ていると思います。ジャンルを問わず、話題となった

作品を中心に観に行きます。本数からすれば洋画の方が観ていると思いますが、まずは邦画の

代表作として、渥美清主演の『男はつらいよ』シリーズを取り上げたいと思います。

 主人公・車寅次郎の故郷、葛飾・柴又が下町ということもあり、中学~高校の頃に映画館へ足を

運びましたが、いつの頃からか「マンネリ化」に嫌気が差して、足が遠のいてしまいました。

 しかし定年を間近にした最後の勤務地・大分で何気なくレンタルDVDでシリーズを第1作から

再鑑賞し始めると、これがジンワリ沁みる作品ばかり。年をとったら味わえる作品なのかな?

 このシリーズは当初テレビドラマとしてスタートし、人気が集まったことから映画化に進みますよもや50作に近い長大なシリーズになるとは、シナリオを書きメガホンを取った山田洋次

督も想定はしていなかったようです。

    東大法学部卒業後、松竹に補欠入社した山田監督は喜劇映画取り組むもヒット作に恵まれず、

渥美清との出会いから「何をやらせてもダメな男」の寅さんを主役とし、東京の下町を舞台とした

人情劇を構想します。

 しかしながら、満州からの引揚後も実際の下町暮しを経験したことのない監督は、同年の友人

ある作家の早乙女勝元に助言を求めます。葛飾区出身の早乙女は物語の舞台として「柴又」

提案。現地に足を運んだ監督は柴又に惚れ込み『男はつらいよ』がスタートしました。

 因みに早乙女勝元氏は昭和20年3月10日の「東京大空襲」で被災した体験を元に『東京大空襲』

(岩波新書)などの著作を多数発表。たった一晩の空襲で10万人近い犠牲者を出し、広島・長崎同規模の大規模戦災であるにも係らず、公的な資料館が建てられていない現状に対し、民間運

の「東京大空襲・戦災資料センター」(東京都江東区)の館長を務めて、市民に悲惨な犠牲を強い

事実を風化させるなと尽力されています。その奥様が佐藤の小学校時代の音楽教師でした。

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